この跡だ~れだ?正解発表
前回出題した4つの問題、皆様わかりましたでしょうか?
今回はそれらの正解発表をします。
第一問の写真はこちらでした。

こちらの答えは、エゾリスの足跡でした! ぴょんぴょんジャンプして移動するのでこのような跡がつきます。ちなみに北海道にはシマリスも生息していますが、シマリスは冬の間は活動しません。穴の中でお休みしているので、雪の上に足跡があったらエゾリスの跡だ!と判断できますね。(暖かい地域で暮らしているシマリスの場合は冬でも活動することがあるのかな?そういう場合は、足跡のサイズ、ジャンプの距離など総合的に判断してみましょう)
第二問の写真はこちら

これは悩んだ方多いのではないでしょうか?
正解はエゾクロテン(だろう)です。
キタキツネじゃないの?と思われるかもしれません。その可能性はゼロではないですが
足跡の付き方を見てみると、キタキツネの足跡は一直線上に綺麗に跡が着きます。これは肉食の生き物によくある特徴でネコもそのように歩きます。
一方でエゾクロテンは、尺取虫のようにひょこひょこと移動するので、前足と後ろ足がまとまってついて、跳ねて着地、跳ねて着地…となります。

明らかな違いとしては指の数です。キタキツネの指の数は4本。エゾクロテンの指の数は5本。指の跡がはっきりと残っている場合は指の数を観察することで、キツネかテンかが判断できます。ただし、前足と後ろ足が重なっている、前足左右で重なっている場合は、キタキツネでも、5本指が残るという、なんともややこしい状態になることもあるので注意が必要です。やはり総合的に見て判断する、う~ん…となるなら〇〇だろう!とあえて決めつけないことも大切です。悩むこともまた、自然を楽しむことですからね。
第三問はヒマワリの種でした。これはラッキー問題でしたね。なぜ落ちていたのかはわかりません。

第四問はこちら

このハシボソカラスがくわえているモノは何なのか?
これは非常に難しい問題だったと思いますが、皆様わかりましたか?
パッと見た感じ、ネズミ?しっぽあるよね?
屈斜路湖だから貝?
色々なモノを創造したと思いますが、この写真の正解は
ザリガニでした!
ネズミのしっぽのようなものは触覚で、頭の方。反対側はお尻の方になります。
ズームするとわかりやすいのですが、何ザリガニかは判断できません。
厳しい寒さになって食料の少ない季節の中、結氷する前の屈斜路湖では、賢く生きるカラスがいるんだなぁと驚きと感心と尊敬の気持ちが芽生えたので問題にしてみました。
さぁ皆様は何問正解できましたか?
特に景品はありませんのでご了承ください。
ということで、この跡だ~れだ?の正解発表でした。