硫黄山麓のイソツツジ群落
弟子屈町には硫黄山という活火山があります。
あちらこちらから噴気が出ていて、そのうち硫黄の成分が含まれた蒸気が結晶化、それが岩に固まり大きな黄色い鉱物のような姿をした写真を見たことがありませんか?
ダイナミックな噴気に歓喜が上がる場所、それが硫黄山。
その周辺の土地ではこの時期から白いお花が咲き始めます。
イソツツジというツツジの仲間が約100ヘクタールの範囲で咲き誇る場所なんです。日本一の群生地とあって、一面がイソツツジで真っ白になり、白いお花の絨毯を歩いているかのようなロマンチックな雰囲気を楽しめちゃいます。
大体6月頃が見ごろになるわけですが、今現在はどんな感じなのか?
ちょっと様子を見に行ってきました。

スタートしたのは川湯温泉街。つつじヶ原自然探勝路の看板があります。大鵬記念館のちょうど裏当たり。
スタートしてからは笹がやや多めですが、歩く道は苔むしていて良い雰囲気が広がります。

ちゃんと観察をすると美しいお花も咲いています。
こちらはツマトリソウというお花。花びらの付き方が芸術的ではありませんか?
個人的に好きなお花です。

穴ぼこの木を見つけましたよ。いったいなぜこんなに穴が開いているのでしょうか?
ある生き物の仕業なのですが…(笑)

近くで見てみるとこんな感じ。樹液が垂れていますね。香りはそこまで強くしませんでした。
こちらはアカエゾマツなのですが、トドマツだったら香りが結構します。

広場まで来てみました。
このあたりに生えているのがイソツツジなのですが…まだ花は咲いていませんでした…汗
蕾の状態が多く見られましたので、これからどんどん開花に向けて進んでいくでしょう。
一面真っ白になる日が楽しみです♪
イソツツジが咲く時期の硫黄山おススメですよ!