心動かす景色を見るためには…

今日の弟子屈はチョびっと曇り空が広がるお天気で、薄暗い一日となりました。
気温は15℃ほどあり、程よく暖かく、風も穏やか。

森を彩った紅葉は…すっかり葉を落とした木が多くなり、空が透けて見える森になってきました。
この時期は楽しい季節ですよね♪
え、なんでかって?そりゃもちろん野鳥が観察しやすいからですよ!

ということで和琴半島へ行ってきました。

屈斜路湖と空が木々の隙間から見えるのはこの時期ならでは。
個人的には、ここからの眺めが好きです(笑)

湖側に出ると…湖面が鏡になっていました。綺麗に映り込んでいます。
こちらは露天風呂方向、和琴半島側。

こちらは反対側。津別峠、サマッカリヌプリ方向。
山々がはっきりと湖面に映り込んでいますね。

天気が曇りだから外に出ない…曇りだから何も見えない…そんなネガティブな考え方をどうしてもしがちですよね?
私も雨の日は頭が痛くなることがあるので、嫌だなぁと思う日もあります。
ただ、曇りのお天気でも、自然には美しい世界が広がっているんです。”曇りだから”見られる景色があるんです。”雨だから”見られる景色があるんです。
自然って本当に不思議で、面白く、綺麗で、儚くて…素敵な世界なんですよね。
色々な表情があるのが自然であり、それらを見るためには、色々な季節・時間でみること。同じ場所でも季節や時間が違えば見えるものは全然違うものです。なによりも”見ようとする心”が大切です。見ようとしないと存在にすら気づかないですし、意識的に”見る”をしないと、流れていく映像のようにただただ歩いているような状態になり、もったいない。”見る”を意識的にすると、歩くペースは本当にゆっくりになります。和琴半島を一周するのに4時間とかなります(笑)←普通は30分とか1時間。

”見かた”を変えれば”見える世界”が変わる。同じ場所でも多くの存在に気づき、いつもの散歩道が鮮やかな道になるのです。
ようは人の心次第なんです。

まずは地元のなんてことない道から”見る”を意識して歩いてみてはいかがでしょうか?
「こんなものがあったのか!」「なんだこれ?始めて見たぞ!」
そんな発見ができるかもしれませんよ。

綺麗な紅葉も”見る”を意識すると…

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