雨にも負けず風にも負けず

早朝から強めの雨が降っている弟子屈。
目が覚めた頃には土砂降りと言っていいくらいの降り方。こんなに降ったのは久しぶりじゃないかな?

さて、そんな雨降りの中、山登りに行ってきました。え!?雨の日に?
雨の日だから見えるモノ、感じるモノ、気づきがあるんです。雨の日は特別な世界が見られる日。
今の時期に珍しく気温が20℃と温かい天候ということもあり、汗をかく山行になりました。

霧が森を包み込む幻想的な世界。その中を歩いて進んでいく。

写真には納めていないが、紅葉も楽しみながらの散策で気分はルンルン♪

落ち葉の絨毯に一筋の道。この筋はいったい誰がつけたのか?
この道を管理している人がつけたには中途半端な気がしますね。
となれば生き物の仕業?エゾシカがつけるには難しそうですね。ヒグマがつけたとしたらあまりにも長すぎるし、どうしてつけたのかピンときません。

これは今日という特別な日にしか解決のできないことなのだと私は思っています。そう、雨の日だからです。
私の推理はこうです…。山に雨が降り、下へと流れるなかで水量が増えていき、一筋の小川のような流れとなり、その水流に押されて落ち葉が流れ、まるで一筋の道のような跡が残った。
とまぁこんな感じでしょうか?

こんな風に”雨の日ならではの楽しみ”をしながら歩いていくと…。

山頂は雲の真下(雲の中?)
晴れの日はここから屈斜路湖や阿寒の山々が望めるはずなのですが、今日は真っ白でした(笑)

山行のお供の鹿角とゴール!(休憩のため、ザックを置いた側に落ちてた鹿角)

歩いている時はあまり強く降らなかった雨ですが、山頂付近では風が強く、一気に体温が奪われました。ホットドリンクを少し飲んで保温とエネルギー補給を済ませ、ささっと下り始めました。
冷えた身体を温めるのとクマよけとして、歌いながら下りましたとさ(笑)

※安全第一で行った山行です。雨風が強いと危険がいつも以上に多くなります。危険リスクが高くなることを理解することが大事です。十分に装備や知識、経験を持ち、健康で体調の良い状態で行うことがリスクを減らすことへと繋がります。今の時期は特に低体温症に気を付けて準備をしましょう。

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