金黒羽白

弟子屈町は内陸ではあるものの、摩周湖や屈斜路湖といった湖があるため、水鳥が観察することができる場所です。
町内に流れる釧路川や鐺別川でも見られますが、水郷公園に行くと大体います。(道の駅摩周温泉から川の方へ歩いていくとある小さな公園)
今日も水郷公園を歩いていると、いつものように水の上をスイスイ泳いでいました。
冬になると越冬するためにシベリアなどから南下してきて、この場所で休んでいく野鳥が数種類います。

キンクロハジロ(和名:金黒羽白)もその一種です。
金は目の色(虹彩)を、黒は頭や体の色を、羽白は羽根の色の特徴をとって名前にしてたようですが、実際に観察してみると
金黒の部分は観察をしているとよくわかる特徴なのですが、羽は…黒いけど?と思ってしまいます。

金黒羽黒じゃん!
私、勝手にそう呼んでいました…(笑)
がしかし!キンクロハジロが飛翔から着水する瞬間を撮影した時に「あ!そういうことか!」となりました。
鳥の羽の先端、初列風切と呼ばれる部分に白く波紋があったのです。

この鳥の飛翔する姿を見て名付けたのでしょう。ちゃんと時間をかけて観察したからこその名前だったわけですね。
金黒羽黒なんて呼んでいて、すいませんでした…(汗)
皆様も身近にいる野鳥をたまにはじっくり時間をかけて観察してみてはいかがでしょうか?
きっと「へ~そんなことするんだ~!」とか「面白いな~!」と感じることあると思いますので。
暖かい服装と温かい飲み物持って、ゆっくり自然に浸かりましょう♪

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