色々な思い

ポカポカな日差しと清々しい青空の下、地元の自然を散策してきました♪
弟子屈の町の方で、道の駅摩周温泉のあるあたり、釧路川という大きな川が流れていますが、その川沿いを歩きました。

足元にはひっそりと咲いているフクジュソウが可愛らしい!

なんだろう橋の川沿いにはネコヤナギが花穂をつけています。白くふさふさな花穂をつけていましたが、紅色と黄色のポツポツが着き始めました。紅色に見えるところは”葯(やく)”と呼ばれる場所で、その葯に黄色い花粉がついているんです。
色のバリエーションがあまりない春では、鮮やかで華やかな存在です。

自然界では少しずつ彩どりが見られるようになってきましたが…
春になり、雪が解けると見えてくるゴミもまた目立つようになりました。

私がよく訪れる水郷公園へいくための橋”なんだろう橋”の下を流れる釧路川。その岸にゴミが落ちているのが気になってしまい、急遽ゴミ拾いをすることに…。

とりあえず”なんだろう橋から摩周大橋”までの右岸のゴミを拾うことに。
普段は川岸を歩くことは無いので新鮮な気持ちで歩けて楽しかったのだけど、それと同時にまぁたくさんあるゴミにゲンナリするわけで…(苦笑)

写真はほんの一部に過ぎません。一番驚いたのはガス缶が中身のある状態で川の中に落ちていたこと。
「う~んなんだかなぁ~」と感じる私です。
豊かな自然に溢れた弟子屈に訪れてくださることは、とても嬉しいことだし、好きで来て下さる人も多いのも知っています。
私のガイドツアーに参加された方々も自然が好き、摩周湖が好き…弟子屈の自然を愛する方が多く、弟子屈で育った私としては誇らしい事なんです。
なのですが、残念なことにゴミを捨てる人がいるんですよね…。だれが捨てたのかはわかりません。もしかしたら地元の人かもしれませんし、意図して捨てたわけではないのかもしれません(風で飛ばされた、カラスに持っていかれた等)。

そしてそのゴミが誰にも拾われていないという実情。少なくても昨日今日落ちたゴミではないものもありました。
道端なら拾えるけど、川岸になると拾いに行くのが大変だし、危険もあるからという理由もあるでしょう。

「ゴミが落ちてるなぁ」と思っていても「拾っておこう」と行動するまでは至らないことありませんか?
私も昔はそうでした。ごもを見つけても「ゴミが落ちてるなぁ…でも拾っても入れる袋が無いし…誰か拾うでしょう」なんて言い訳じみた考え方をして拾っていなかったです。あとあと「あのゴミ拾っておけばよかったなぁ」と後悔することが多かったんです。

自然の中には色んな生き物が暮らしていて、生き物たちは自然の循環の中で生きている、人も同じ循環の中で生きていくことが大切。自然に還らないゴミは自然に捨ててはいけない。自然の中に不自然なゴミがあってはならない。

そう認識して生活をし始めると、散策に出かける時はゴミ袋を一つ携行するようになり、ゴミが落ちていると「あ、ゴミが落ちてるなぁ、拾っておこう!」と行動に移せるようになりました。

散策路で拾ったゴミの数々

なんだろう橋より下流側でもゴミ拾いをしました。
なんだろう橋を境にゴミの量が変わりました。こちらはあまり人が歩かない、人気が無いためかゴミの数はほとんどありませんでした。上流側には道の駅や大きな道路など生活エリアが多いゆえにゴミが多いのかもしれません。

奥に見えるのは美羅尾山となんだろう橋

美しい自然を子供の世代にも見てもらえるように”今を生きる”私たちができること。
小さなことでも、積み重なれば大きな効果を得るはず。
私にできることは小さくても、同じように行動する人が増えれば…。

そんな思いを持って、できることをしていきたいと思います。

水郷公園にて

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