私はフクジュソウ探し!ツグミは夫婦でランチ♪

少しずつ雪解けが始まっている弟子屈町。
エゾシカは、食糧不足になる厳冬の時期に樹木の皮を食べて命を繋いでいます。地面は一面真っ白な雪原に覆われ、積雪1,5m~2mほどになり、草を食べることができないからです。「お腹がペコペコだぁ~、草は無いからしかたないし、木の皮食べるか…」みたいな感じでしょうか。これが食害として問題になっているのは皆さんご存じだと思います。
一方で、フッキソウの葉はたくさん残っているんです。その他の草はほとんどないのにフッキソウの葉だけ。不思議ですよね。
空腹のエゾシカでさえ、食べない植物フッキソウ。美味しくないのでしょうか?エゾシカにとって毒なのか?
真相は本人に聞かないとわかりませんが…。
今日歩いた森には、そんな”食べ残された”フッキソウの葉がたくさん顔を出していました。
今回の目的は、春のお花”フクジュソウ”が咲いているかの確認でした。
残念ながらまだ1つも顔を出していませんでした。あと数日で出てくるとは予想しているのですが…どうでしょう?
目的のフクジュソウはありませんでしたが、野鳥を数種類みることができたので良しとします…(笑)
写真に1羽の野鳥が映っているですが気づきましたか?
枯れ葉の色に見事にカモフラージュしていますね!
その正体は…

”ツグミ”でした!
ツグミは北海道で冬鳥として知られています。
色が枯れ葉に似ているので、歩いていたらいつの間にか近くにいた!っというくらい気づかない(私個人的に)鳥です。
ツグミは、地面をチョロチョロと歩いて餌を探す習性があり、その姿はどこか可愛らしさを感じます。
今日はたまたま、地面を歩いているツグミを見つけ、観察をしていたら、近くからもう1羽も合流し、2羽でご飯を探していました。
その様子が”仲良しの夫婦”のようで微笑ましい光景で良かったなぁ。
