白という色
世の中には可愛い生き物がたくさんいますよね?
パンダだったり、アザラシの赤ちゃんだったり、ホッキョクグマの赤ちゃんだったり、シマエナガだったり…。
美しい生き物もまたたくさんいますね!
タンチョウヅルだったり、白鳥だったり、ユキヒョウだったり、エゾモモンガだったり…。
”可愛い”や”美しい”と感じるのは何でなのか?何に可愛いや美しいと感じるのか?
それらの生き物たちの共通点を探してみると…”白”という共通点があることに気づきました。
私たち人は”白”に美しいや可愛いと感じるのではないかと考え、ある実験をしてみました。
絶賛大人気中の野鳥シマエナガ。小さく、まん丸でつぶらな瞳をして、首をかしげてこちらを見る姿は可愛い!ですよね。
そんなシマエナガも体毛が白い生き物です。この白い体毛が白以外の色だったなら”可愛い”が”可愛くない”になるのか?
実験してみました。
といっても実物を捕まえて体毛を変える、なんてことはできないので、シマエナガの絵を描いて比べてみました。
まずはノーマルシマエナガ↓

へたくそな私の絵でも可愛く見える…(と思う)
これが体毛の色を変化させてみると…↓

こんな感じになりました!どうでしょうか?
ヒヨコみたい?マヒワみたい?なカラーリングになりましたが…これはこれで可愛い気がしますね…汗
次は赤色にしてみましょう。こうなります↓

おお~!シマエナガ感が大分薄まりましたね。
ベニマシコ的なカラーリングでしょうか。
可愛い?ような、カッコいい?ような…何とも言えない雰囲気(笑)
全く可愛くない、というわけでもなさそう。
ただノーマルのシマエナガと比べると印象はガラッと変わりましたね!
という結果になりました。
体の色が黄色や赤になると印象が変わりましたね。やはり”白い”ということが可愛いや美しいと感じる起因となっているということでしょう。
今回はシマエナガの絵で実験してみましたが、色々な生き物で試してみると面白いかもしれません。
例えば、パンダの白黒を逆にしてみると?タンチョウを青色にしてみると?白鳥を茶色にしてみると?トンビを白くして見ると?キツネを白くして見ると?
色という観点で見る生き物、面白い発見がありました!
皆様も色々な視点を持って自然をみてみましょう♪