海の日
ここ数日の弟子屈は暑い…(汗)
今日もまた暑い…(大汗)
気温が30℃超えましたよ~(泣)
外に出れば何もしなくても汗が溢れ出してくる。作業をしたものなら滝のように汗が流れだしてくる。昨日ほどではないけどジメっとした空気が漂い、汗が止まりません。
冷涼を求めて北海道へ来る方が多いと思いますが、北海道も暑っつい時代になりましたよ…。地球温暖化なのか、地球のサイクルなのか、わかりませんが今を乗り越えていくしかありませんね。
さて、今日は「海の日」ですね。
”海の恩恵に感謝すると共に海洋国日本の繁栄を願う日”
毎年7月の第3月曜日が海の日とされています。
日本は列島の周りが海に囲まれた島国。日本の東側には太平洋が、西側には大西洋が、そして北海道の知床・網走のあるエリアではオホーツク海があります。海の恵みが豊富な日本。日本のご飯にはお魚がよく出てきますね。私はサンマやホッケが好きです!
海にはお魚以外にもクジラやイルカといった哺乳類も生活をしています。羅臼ではホエールウォッチングを楽しめるツアーがあったりします。シャチが見られたりもしますね。
弟子屈は北海道の内陸部にあるので海のない町です。弟子屈の北部では網走や斜里・知床、南部では釧路があり、これらの地域は海と密接に関りのある街と言えます。海のない町の弟子屈は海とは関りが無いのか?というとそんなことはありません。弟子屈もまた海と密接に関係のある地域です。
まさしく今の時期は海と弟子屈が繋がっていることがよくわかるシーズンです。
皆様は”雲海”をご存じでしょうか?名前の通り「雲の海」です。展望台や標高の高い山から見下ろすと雲が海のように広がっている状態のことを雲海と言いますよね。登山をする方はよく見かけるかもしれません。
弟子屈は今の時期にこの雲海に覆われることが多い地域なのです。弟子屈には展望台がいくつかあり、美幌峠、野上峠、津別峠は弟子屈の町よりも標高が高く、この雲海を見られる場所として有名です。雲海を見るために弟子屈に旅行に来る方がいるくらいの絶景が広がります。
なぜこの雲海が弟子屈で発生するのか?面白い自然の世界があるのですが、ザックリ言うと太平洋のある釧路のあたりで、暖かい海流の暖流と冷たい海流の寒流がぶつかるのが今の時期。暖かい空気と冷たい空気がぶつかると、そこには水蒸気が発生します。水蒸気が大量に発生すると雲となり、その雲が南風に乗って北上、釧路湿原を通り、弟子屈まで流れてきます。
この海(太平洋)から来た水(水蒸気)が内陸の弟子屈まで雲として移動してくると、日本最大のカルデラ湖のである屈斜路湖の外輪山や摩周湖の外輪山にぶつかりどんどん雲が溜まっていきやがて”雲海”が広がる…わけです。
内陸の弟子屈と縁のなさそうな海ですが、実は密接に関りがあるのです。
さらには移動してきた雲が雨となって地表に落ちて、川に流れ、海に流れ…なんていう地球規模の壮大な水の循環があるのです。
その循環の中で、私たちは生活をすることができているわけです。
弟子屈に暮らす人々は”海の恩恵に感謝”をたくさんしないといけませんね!母なる海に感謝♪

このヤマブドウの実だって水の循環があるからこそ、美味しい実になるわけですから!
そういう風に”自然をみる”ことができたら、今まで見てきた”当たり前にある自然の世界”がガラッと変わっていきます。
”感動や感激、幸せが溢れる自然の世界”が広がっているんですよ。見方が変われば世界が変わる。
ガイドツアーではそんな”自然をみる”ためのキッカケをお手伝いさせていただきます。
皆様の参加お待ちしております~♪