春の森を歩く

2024年4月18日 10:30 天気 曇り
弟子屈の町中では、フキノトウやフクジュソウがたくさん咲き、すっかり春らしい環境になってきたので、和琴半島も良い感じなのでは?
と予想し、下見に行ってみました。

駐車場からすぐの場所では、水が溜まっているところがあり、そこではエゾアカガエルの卵塊があちらこちらにありました。その水場は毎年、ミズバショウが咲くところで、この日もミズバショウの白い仏炎苞が姿を出していました。

エゾエンゴサクが咲いていました。たくさん花がついている状態ではないものの、存在感があります。数もそれほど多くはないので、これから増えていくのでしょう。

先に顔を出していたフクジュソウは、いつの間にか沢山の数が咲いていました。フクジュソウの黄色は元気が出てきますね。この日は曇りでしたが、足元が明るく感じましたよ。

樹木たちも少しずつ新芽を出し始めています。

春に早々に咲くイメージのこの花がなかなか見つからず「あれ~ないな~?そろそろあるはずなんだけど…」と言っていると、パッと足元に白い姿が!
小さく健気に咲く花”ヒメイチゲ”です。
あったあった!と一人大喜び(笑)
ただなんだか葉っぱがしおしおですね?どうしたんでしょうか。

ネコノメソウもひょっこり出ていました。とても小さいお花なので、良く見つけたな!っと自分を褒めたい(笑)
写真はありませんが、野鳥たちも活発に活動していました。
ハシブトカラ、アオジ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ、ヤブサメ、トビ、シマエナガ、ハクセキレイ…など。

オヤコツ地獄は今日もモクモク。
ここから見る屈斜路湖は、鮮やかな緑色をしていて綺麗ですよね。
沖縄の海みたいだなぁ…と勝手に思っているのですが、違うかな?

キャハハン♪キャハハーン♪
遠くまで聞こえるこの声の正体はこの子。
エゾアカガエル。
北海道にいるカエルってゲコゲコ鳴かないです。ネコみたいに鳴くんですよ!
この日は合唱していました♪

エゾアカガエルの卵塊。黒い点がいわゆるオタマジャクシ。まだにょろにょろではないですね。
こんな感じで、弟子屈にも春が訪れています。野鳥のさえずりやカエルの合唱、春のお花を見られるのはこの時期だけ。道東、弟子屈にお越しの際は立ち寄ってみてください。
ガイドツアーへの参加もお待ちしております♪