小人の目線
和琴半島にお邪魔してきました。
お盆休みが終わり、落ち着いた様子の和琴半島を歩いていると…
顔よりも大きな葉っぱをつけるホオノキに赤色を見つけました。
どうやら実が赤く熟しているようです。ホオノキの実はたくさんの種が集まって収まっている集合果。
遠くからでも赤い実がよく目立ちます。
これから秋が進んでいくと、木の高い位置にあった実が落ちて、我々の足元に転がります。そのタイミングをまだかまだかと待ち望んでいる地上の生き物たち。ホオノキの種は森に暮らす生き物にとって秋に食べることができるご馳走なんです。
周りを見てみるとウズウズしている生き物がいるかもしれませんよ(笑)

さて森の中では…
小さな傘がたくさん開いていました。

おしゃれな傘ですね!

閉じているとこんな感じ。
森の中では随分とキノコが増えてきている気がします。秋が少しずつ近づいているのかな♪

キノコの傘(閉じた傘)を下から見てみたら…こんな感じ(ピンボケすいません…汗)

キノコの傘(開いた傘)を下から見てみると…こんな感じ(ピンボケすいません…汗)
普段はキノコを始め、小さな生き物・草花を上から見ることが多いですが、小さな生き物の目線で自然をみてみると”見える世界”がガラッと変わります。
小人の目線になってみると、森ってかなり広いし高いし美しい。そして面白い。
木の幼木の気持ちになったら「これから大人になってあそこのおじさんくらいの大きさになるぞ~!」みたいなワクワクな感情と自分の成長の可能性みたいなものを感じませんか?
アリの目線になってみると「あの果てしない高い木に登らないといけないのか…大変だな…汗」と思うかもしれません(笑)
エゾリスの目線になってみると「やっほ~い!ジャングルジムだー!楽しい~♪」」と思うかもしれません。
普段とは違う”自然の見方”で森を歩いてみると楽しいものですよ♪