キツリフネという植物

テレビで報道されていた北海道の南にある福島町のヒグマが無事に捕獲されたようです。人を襲うヒグマが出てしまうことは悲しいことですし、人とヒグマの共生・関わり方、色々と考えさせられる出来事でした。

他人の畑とは思わず、弟子屈でもしっかりと考えていかなくてはいけないですね。

さてそんな中、弟子屈ではキツリフネが咲いていました。

”黄”色い”ツリフネ”ソウ似の植物。葉っぱからほっそりと伸びる茎の先に黄色いお花がぶら下がっている様子が帆掛け船を吊り下げたような形をしている、花器の釣舟に似ているということが名前の由来となっているそう。

見た目もちょっと変わっていて面白いこの植物ですが、個人的に好きなのはお花が終わった後のキツリフネなんです。
花から実になり、その実が新たな大地に旅立つ時に、動物や生き物が実に触れることで旅立ちが始まるのです。
ホウセンカ(鳳仙花)つまり、はじけ飛んで遠くまで種を運ぶわけですね。これがまた面白いんですよ(笑)

皆様の地域にもしキツリフネが咲いていたらその場所を覚えておいて、秋ごろにまた訪れてみてください。
花がついていた場所に実がついているはずですので、それを触ってみると…

自然の面白い世界がそこにはあります。

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