カシワ

弟子屈の観光地として有名な砂湯。ここの砂場は掘り起こすと温かいお湯が出る!と観光に来た人たちを楽しませてくれます。
小さいお子様にはもちろん、大人だってはしゃいじゃう(笑)
さて、そんな砂湯にはカツラという木が生息しています。写真のように枯れた葉をつけた木がポツポツと並んでいるのを見たことはありませんか?ミズナラ(ドングリのなる木)やコナラの仲間で、この木もドングリをつける木ですね。
足元を見ると、とげとげのドングリの帽子がたくさん落ちているのがわかると思います。あれはカシワのドングリの帽子です(正確はパンツかな?)
普通多くの樹木は紅葉が終わり、冬になるときに葉を落とすものですが、カシワは”葉を落とさない”というちょっと変わった性質を持ちます。春になり葉を広げるころに古い葉を落とす、その様子が”代が途切れない”と縁起物として伝えられてきました。
この日カシワの冬芽を観察していると、古い葉がまだついていました。まるで冬芽を両手で守っているかのようで、心が温まる光景にちょっと感動しちゃいました。
今日もカシワは次の代のために生きているんだなぁ…って思うと頑張れますね!
さぁ頑張って行きましょう♪