イチイの果実

自然の中を歩いていると、随分と森の色が変わってきたように感じます。
濃い緑の夏らしい葉が茂る広葉樹は少しずつ黄色が見え始めてきました。
道路沿いや散策路の上に木から落ちた葉が溜まり始め「秋らしいなぁ…」と感嘆する日々を送っています(笑)

さて、そんななかイチイの木に赤い果実がついているのを見つけました。
常緑樹のイチイは北海道では代表的な木です。”オンコ”とも呼ばれています。
イチイの名はこの木で高官の持つ笏を作ったことから来ているそう。聖徳太子の持っているアレですね。

写真では見た目がキノコみたいな果実の姿ですね(笑)
赤いのが果実、緑色が種。これから赤い部分が大きくなり種を覆いかぶさり、美味しそうな赤い果実となります。

実際この果実は食べることができるのですが(私は食べたことがありませんが…汗)種は食べると大変なことになります。
種には”タキシン”という毒成分があり、食べた場合、痙攣、呼吸困難、最悪死亡してしまうことがあるため注意が必要です。

庭に現れたエゾリス。何かをくわえてガジガジ~。クルミをくわえているのでしょうか?
この姿もまた秋を感じさせますね♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です