ただの景色ではない

太陽が目を覚ます頃、摩周湖の深い青色が姿を現し始める。その周囲には標高約600mの山々が囲うように立ち、正面に凛々しく聳え立つのは「カムイヌプリ(神の山)摩周岳」だ。

周囲の山々と比べ、摩周岳の頂上付近は白い。標高が857mという高さと、冬の風が通り抜ける場所だからだろう。
神秘の湖の摩周湖に威厳のある摩周岳、この二つが合わさると魅力が増して、立ち寄る人々の心を引き付ける。

摩周湖に魅了されて、ツアーでは必ず会いに行くお客様。
何度訪れても薄れることのない感動の瞬間。むしろ会うたびに感動が増していっているのが姿から読み取れる。

見つめるその目は”ただ景色・絶景”を楽しんでいるのではなく、人生や思いをのせて摩周湖と対話している…そう感じさせる。
一人ひとり感じるものは違うもの。その人の人生や体験、経験、思いによって変わる物。
人の数ほどの摩周湖がいる…そういう存在なのかもしれません。

あなたは摩周湖から何を感じますか?

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